しろくま雑記帳

主に医療・福祉・介護の話題や何気ない雑記等のブログを創っていきます。

モテる支援者を目指します!

モテるという表現は適切ではないかも知れません。ですが、福祉のお仕事においては人に好かれるという要素はかなり重要であると私は考えております。

 

私たちが介護を必要とする立場となった時、どうしても好きになれない支援者が自分を担当することに少なからず抵抗を持つことでしょう。

 

私が考える福祉職で好かれる支援者になるメリットを挙げてみます。

 

1.要介護者が安心して自分の介護を受け入れてくれる。

 

 言葉の通りですよね。介護職が相手に介護を拒否されることは本末転倒です。また、安心感を与えることで、相手の緊張を解すをことができ、介護に掛かる負担の軽減につながることも期待できます。

 

2.悩みの吐露や相談をしてくれる。

 

 ご利用者様の持つ不安や悩みを話してくれる様になることや相談をしてくれることが期待でき、より、ご利用者様の状態や思いを知ることができる。

 

3.自分に自信が持てる。

 

 自分を評価してくれる様になれば、自分自身にも自信が持てるようになります。更なる相乗効果も期待できるでしょう。

 

4.同職場のスタッフや、家族様からの信頼も得られる。

 

 人に好かれることは信頼関係の構築にも非常に良く働く場合が多く、そこからの関わりによってはスタッフやご家族様等からの信頼も大きくなることが期待できます。

 

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それでは具体的にどうすれば、人に好かれる支援者になれるのかを記して参ります。

 

あくまでも私自身の持論であることはご了承ください。

 

1.よく話を聴く。

 

 コミュニケーション技術の一つに“傾聴”という言葉があります。傾聴とはしっかりと相手のことを理解し、相手の気持ちに沿って共感する。という聴き方です。

 男性の方は女性との関わりの中で話を聴いてあげることが大切であるということを聞いたことがあるかもしれません。

 ご高齢の方もしっかり話を聴いてくれる方に対しては好感を持たれる場合が多いです。「この人は自分の話をよく聴いてくれている。自分のことを考えてくれているのだな。」等のプラスのイメージを持たれることもあるでしょう。

 年齢に関係なく、相手のお話を聴くことって大切ですね。

 

2.清潔感があること。

 

 まるで女性に好感を持たれる様にする方法を綴っているかのようですが、ご高齢の方も清潔感のある職員に対して抱く印象は非常に良いそうです。

 髪型や服装など、あまりにもきっちりする必要こそはないかもしれませんが、不快な思いをされないようには心掛けてください。

 また、ご高齢になると視力や聴力等の低下がみられますが、嗅覚に関しては比較的維持されている方も多い為、臭いに対する配慮はとても大切です。汗の臭いや香水の付けすぎ等には注意しましょう。

 

3.敬称を忘れないこと。

 

 慣れ親しんでくるとそのご利用者様を下のお名前やあだ名等で呼称する職員をしばしば見掛けます。お友達としては良いかもしれませんが、自分は介護の職場で働くスタッフであることを忘れないようにしましょう。耳が遠い方や認知症の診断を受けているご利用者様に対しても必ず敬意を持って接してください。意外にも気持ちは伝わりやすいです。

 

4.目線を合わして話すこと。

 

 介護現場では椅子やベッド上にいるご利用者様と接する場面が多く、自身の目線が高くなりがちですが、しっかりと腰を下ろしてご利用者様と目線を合わせてお話をしましょう。その際には笑顔で安心していただけるような表情であることも大切です。

 

5.積極的にコミュニケーションを図りましょう。

 

 積極的にコミュニケーションを図ることで、ご利用者様の信頼を得ましょう。介護の現場では積極的にコミュニケーションを図っている職員が好かれやすい傾向にあると感じております。

 

6.相手のことをよく知りましょう。

 

 施設等で勤務されている職員はご利用者様やご入居者様の情報(フェイスシート)等が恐らく事業所にあるかと思います。事前にその方の情報を確認し、コミュニケーションを図ることで、よりその方のことを知ることができるでしょう。自分のことを知ってくれていると信頼を得られやすくなります。

 

ご高齢の方は意外にも職員のことを見ています。何気ない言動であってもその方に大きな印象を与えてしまうことも想定されているため、ご利用者様と同じ空間に居る以上、責任のある言動や、行動を心掛けることが大切であると考えます。

 

是非ともモテる支援者が増えることを期待しております。