しろくま雑記帳

主に医療・福祉・介護の話題や何気ない雑記等のブログを創っていきます。

ただの日記みたいなもの

ゴールデンウイーク真っ只中ですが、今年は殆どstay homeとなりそうです。

このご時世ですので仕方ないですよね( ;∀;)

自宅にいる時間が長くなると色んな事を考えてしまうことがあります。

 

主に仕事のことですが…(;^ω^)

 

私事ですが、ここ数か月の内に後輩が2人できました。現在、2人のエルダーとして育成を担当させていただいております。

 

恥ずかしながら後輩指導という経験に乏しい為、「どうすれば、上手く説明ができるだろうか」等、常に自分の方が混乱している状況です。

 

2人とも年齢や経験、基礎資格や将来の展望等、異なる中、一緒に指導をさせていただくことに難しさを感じて自分の未熟さを痛感してしまっています。

 

ですが、客観的に2人をみていると明らかに成長を感じることが増えてきています。前向きにひたむきに頑張る姿勢に自分自身もモチベーションが高くなります。

 

仕事の引継ぎをさせていただいた際にも、私では考えもしなかった意見や行動も見させていただくことができ、逆に学ばせていただくことができております。

 

後輩の成長は自分のことのように、、それ以上に喜びを感じます。

 

2人の為に、そして自分の為にも指導のスキルを磨かないといけないなと強く感じる今日この頃です。

 

このゴールデンウイークの期間は気持ちや体力の充電期間とします。

 

早く、コロナが収束します様に!

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モテる支援者を目指します!

モテるという表現は適切ではないかも知れません。ですが、福祉のお仕事においては人に好かれるという要素はかなり重要であると私は考えております。

 

私たちが介護を必要とする立場となった時、どうしても好きになれない支援者が自分を担当することに少なからず抵抗を持つことでしょう。

 

私が考える福祉職で好かれる支援者になるメリットを挙げてみます。

 

1.要介護者が安心して自分の介護を受け入れてくれる。

 

 言葉の通りですよね。介護職が相手に介護を拒否されることは本末転倒です。また、安心感を与えることで、相手の緊張を解すをことができ、介護に掛かる負担の軽減につながることも期待できます。

 

2.悩みの吐露や相談をしてくれる。

 

 ご利用者様の持つ不安や悩みを話してくれる様になることや相談をしてくれることが期待でき、より、ご利用者様の状態や思いを知ることができる。

 

3.自分に自信が持てる。

 

 自分を評価してくれる様になれば、自分自身にも自信が持てるようになります。更なる相乗効果も期待できるでしょう。

 

4.同職場のスタッフや、家族様からの信頼も得られる。

 

 人に好かれることは信頼関係の構築にも非常に良く働く場合が多く、そこからの関わりによってはスタッフやご家族様等からの信頼も大きくなることが期待できます。

 

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それでは具体的にどうすれば、人に好かれる支援者になれるのかを記して参ります。

 

あくまでも私自身の持論であることはご了承ください。

 

1.よく話を聴く。

 

 コミュニケーション技術の一つに“傾聴”という言葉があります。傾聴とはしっかりと相手のことを理解し、相手の気持ちに沿って共感する。という聴き方です。

 男性の方は女性との関わりの中で話を聴いてあげることが大切であるということを聞いたことがあるかもしれません。

 ご高齢の方もしっかり話を聴いてくれる方に対しては好感を持たれる場合が多いです。「この人は自分の話をよく聴いてくれている。自分のことを考えてくれているのだな。」等のプラスのイメージを持たれることもあるでしょう。

 年齢に関係なく、相手のお話を聴くことって大切ですね。

 

2.清潔感があること。

 

 まるで女性に好感を持たれる様にする方法を綴っているかのようですが、ご高齢の方も清潔感のある職員に対して抱く印象は非常に良いそうです。

 髪型や服装など、あまりにもきっちりする必要こそはないかもしれませんが、不快な思いをされないようには心掛けてください。

 また、ご高齢になると視力や聴力等の低下がみられますが、嗅覚に関しては比較的維持されている方も多い為、臭いに対する配慮はとても大切です。汗の臭いや香水の付けすぎ等には注意しましょう。

 

3.敬称を忘れないこと。

 

 慣れ親しんでくるとそのご利用者様を下のお名前やあだ名等で呼称する職員をしばしば見掛けます。お友達としては良いかもしれませんが、自分は介護の職場で働くスタッフであることを忘れないようにしましょう。耳が遠い方や認知症の診断を受けているご利用者様に対しても必ず敬意を持って接してください。意外にも気持ちは伝わりやすいです。

 

4.目線を合わして話すこと。

 

 介護現場では椅子やベッド上にいるご利用者様と接する場面が多く、自身の目線が高くなりがちですが、しっかりと腰を下ろしてご利用者様と目線を合わせてお話をしましょう。その際には笑顔で安心していただけるような表情であることも大切です。

 

5.積極的にコミュニケーションを図りましょう。

 

 積極的にコミュニケーションを図ることで、ご利用者様の信頼を得ましょう。介護の現場では積極的にコミュニケーションを図っている職員が好かれやすい傾向にあると感じております。

 

6.相手のことをよく知りましょう。

 

 施設等で勤務されている職員はご利用者様やご入居者様の情報(フェイスシート)等が恐らく事業所にあるかと思います。事前にその方の情報を確認し、コミュニケーションを図ることで、よりその方のことを知ることができるでしょう。自分のことを知ってくれていると信頼を得られやすくなります。

 

ご高齢の方は意外にも職員のことを見ています。何気ない言動であってもその方に大きな印象を与えてしまうことも想定されているため、ご利用者様と同じ空間に居る以上、責任のある言動や、行動を心掛けることが大切であると考えます。

 

是非ともモテる支援者が増えることを期待しております。

ブレイクタイム

 



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時々ですが、気分が乗らない時があります。

そんな時にはコーヒーを飲みながらゆっくり過ごすことが多いです。

 

社会人生活を始め、しばらくした辺りからコーヒーを淹れて飲むということを趣味?としています。特段誰かに飲んでいただくことはしておらず、あくまでも自分の飲む分を自分で淹れるというセルフスタイル。

 

豆にはあまり拘っておらず、店頭やスタッフさんのおすすめをいろいろ試しているといった感じ。

 

どんな味になるかをドキドキしながら豆を挽くのも楽しみの一つです。

 

時々、電動ミルを使っています。調子に乗って業務用を買ってしまいました( *´艸`)

 

基本的にはペーパードリップで淹れております。

 

ドリッパーはカリタ式を使っています。台形型の底に三つ穴、抽出が早い為、比較的さっぱりとした味わいになるとのことです。(他の種類を試したことがない為、詳しくはわかりません)

 

一番楽しい瞬間はお湯を注ぐ時かと思います。

しかし、このお湯を注ぐという行為はコーヒーの味を左右するとても重要なことです。

細かな調整ができる注ぎ口の細長いポットを使用しましょう。逆にそれ以外の器具はお好みでいいかと思います。(あくまでも持論です)

 

挽いたコーヒー粉が膨らむ瞬間を眺めることが醍醐味である私のくだらない記事でした。

 

知識は全然ございませんが、時には自分が飲んで美味しかった豆や自分なりに工夫している淹れ方、器具の選び方なども記事にできればと考えています。

 

福祉の仕事に限らず、モチベーションを維持して働くことって、プライベートの充実が必要ですよ。趣味のひとつにコーヒーなんていかがでしょうか。

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福祉用具

福祉用具とは要介護(要支援)者及び障害者の日常生活を支援するために利用される用具全般をいいます。

 

介護保険でもこの福祉用具を利用しやすくする為の制度が存在しております。

 

 

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福祉用具の中でも代表格となるのが、車いすではないでしょうか?

 

ご存じの通り、怪我や疾病、障害等により歩行が困難な方が安全に移動を行う手段として活用される用具です。

 

一般的には自走用と介助用に大きく分類され、前者は自分の手でハンドリムと呼ばれるタイヤの横にある握りを操作し移動をする機種と、後者の介護者の援護を受けて移動を行う機種に分かれます。

 

車いすにはティルトやリクライニング機能の付いたものや電動で動くものもございます。

 

因みに電動カートもカテゴリー的には車いすに分類されています。

 

また、歩行器、入浴時に使うシャワーチェア等も福祉用具の一つです。

 

介護保険での福祉用具は原則貸与(レンタル)という形をとっております。

これはご高齢の方は短期間での身体状態やお病気が大きく変動する可能性が高い為、状態に応じてその方に見合った用具のご利用を提案することができる様にという考え方からきております。

 

実際、福祉用具を購入する場合には多額の費用が掛かります。高額で買った福祉用具が体調の悪化により、直ぐに使えなくなってしまっては身も蓋もありませんよね。

 

しかし福祉用具の貸与には例外もあり、直接肌をつけて利用する主にポータブルトイレや入浴補助用具などに関しては衛生面等の関係により、購入での対応となっております。

 

福祉用具は確かに生活を便利にすることや活動量を高めることで、心身の活性化を図ることができる素晴らしいものです。

 

しかし、実際にご利用いただくに当たっては本当にその方の状態に見合った使い方ができるか否か、また必要性があるものなのか等、しっかりと検討をしてからご利用することが望ましいと考えております。

 

介護保険を使って福祉用具をレンタルする場合、比較的安価で便利な福祉用具が貸与できます。ですが、なんでもかんでもご利用いただくことは良い支援とは呼べないでしょう。

 

杖を使えば自分で歩行ができる方に自走式の車いすを貸与することを皆さんならどう捉えますか?

中にはご高齢の方は一つの転倒が重症化し、寝たきりにつながる可能性が高い為、転倒しない為に、車いすと使いましょうと考えられる方もいるかもしれません。

 

しかし、それは現在の介護保険の柱でもある「自立支援」とは大きくかけ離れたものではないかと考えます。

 

また別の記事で福祉用具の選定方法についても記載しようかと思います。

 

福祉用具は確かに生活を便利にできる用具でありますが、闇雲にご利用をすることは本人のもつ本当の能力を阻害しかねる要因にもなりかねません」

 

その方にあった最高の用具を選定することが非常に大切です!

認知症について

私の祖父のお話です。数年前からアルツハイマー認知症の診断を受け、現在も自宅で介護受けながら生活を送っています。

 

当時、私は他県に在住しており、祖父の変化に気付くことができませんでした。

後日、祖母から聞いた話により、認知症を疑うサインが頻回に見られていたことがわかり、小まめに連絡を取っていなかったことを大いに悔やんだ時期もあります。

 

祖父は元来真面目な性格で毎日、コーヒーを自分で淹れて飲むこと。その日にあった出来事を日記に記すこと。大好きだったプロ野球(当時の横浜ベイスターズの大ファンでした)の試合結果を新聞でチェックしていたこと。

これらを日課としていまたが、ふとした時から全くそれらをしなくなっていたとのことです。

 

また、買い物に自転車で出かけて帰り道がわからなくなってしまうこと。同じことを繰り返して聞くことなどが顕著にみられるようになっていました。

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祖母から相談をもらうきっかけとなったのが、夜間急に「今から行かないと」と祖母の制止も聞かず外に出ようとすることがあったことです。その時に上記の状態がしばしばみられる様になっていたことを聞き、急いで帰郷し、知り合いの脳神経外科を受診、アルツハイマー認知症の診断を受けました。

 

祖母はかなりショックを受けておりました。まさか自分の夫が認知症になるとは全く思ってなかったからです。

恥ずかしながら、当時の私は認知症のご利用者様と関わる機会こそありましたが認知症についてのより専門的な知識が乏しく、試験勉強の際に習った程度のことしか知らなかった為、祖母に的確なアドバイスもできず、なにより祖父に対してこれからどのように関わりも持っていけばよいのかもあやふやでした。

 

認知症についてもう少し学ばなければいけない」

 

その時期から独学で認知症の勉強を始め、同年に認知症ケア専門士、認知症ライフパートナー検定2級に合格した経緯があります。

 

自分の話を多くしてしまいましたが、私が実際の経験や勉強を行うことで、認知症のご利用者様と関わる機会のある方に認知症の代表的な症状を踏まえてお伝えしたいことがあります。

 

認知症

認知症の中核症状とされる主な障害です。

◇記憶障害:昔のことは覚えているが、直近の出来事を忘れている。(出来事の一部ではなく、出来事全体を忘れている)

 

◇失見当:日時や季節などの時間・場所・人物に対する認識が失われる。

 

◇失後:言語の理解や発語ができない。“あれ”、“それ”等の言い回しが多くなる。(私もです)

 

◇失行:動作を行う能力の障害、服をうまく着ることができない(着衣失行)

 

◇失認:対象を認識できない。目の前にものがあることがわからない。

 

◇実行機能障害:物事の計画を立てる。手順を踏む作業ができない。(料理など)

 

◇その他:判断力の障害及び注意力の低下等。

 

上記が主な障害と言われています。

その中でも、よく皆様がイメージしているのは記憶障害の直近の出来事を忘れているということではないでしょうか。

 

実際私が介護現場でお仕事をさせていただいていた頃、当時の先輩が認知症の診断を受けているご利用者様の食事介助中に、

 

「○○ちゃん早く食べてや」

 

「どうしてそんなに食べるの遅いん?」

 

と大きな声で話しているのを聞き、介助後の先輩を捕まえて

 

「あんな言葉使いでいいんですか?」

 

と質問をしたところ、帰ってきた返答が、

 

「あの人は認知症、どうせ忘れてるから問題ない。」

 

とのことでした。

 

……今の私が聞いたら滅茶苦茶怒っています。

 

よく誤解をされていますが、認知症の方は確かに出来事そのものを忘れてしまう障害がございます。しかし、忘れているのは出来事であってその時に受けた気持ちや感情は残っています。

 

自分自身に当てはめてみてください。

 

理由はわからないのになぜか無性に悲しい気持ちになっていることを…。

 

何も覚えがないのに何故かとても腹立たしい気持ちになっていることを…。

 

認知症のご利用者様と接する際には、より心に寄り添った対応が必要になります。皆さんの持てる最高の笑顔で敬意を持って関わってみてください。

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きっといい結果が返ってきますから!介護って面白いですよ(^^♪

介護の仕事~通所介護(デイサービス①)~

介護の仕事と一言でいっても実に様々な業種があります。

しかし、よく皆様に知られている仕事内容は介護保険制度に基づいて行われている所謂介護サービスが当てはまるのではないかと思います。

 

介護保険制度とは40歳以上の方が加入し、保険料を納めることで介護が必要になった際、サービスを一定の負担割合(1~3割)で利用することができる仕組みです。

 

介護保険の詳しい内容については後日記させていただこうかと考えておりますので、今回は割愛させて頂きます。

 

今回紹介しますのは通所介護です。

一般的にはデイサービスという名称で認知されている介護サービスとなります。

 

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Q:そもそも通所介護(デイサービス)って何?

 

A:在宅で生活している介護を要するご利用者様が施設へ通い、入浴、食事等の日常生活上の支援や、生活行為向上の為の体操等を日帰りで行います。基本、スタッフが自宅⇔施設の送迎を実施します。

 

教科書的な説明ではよく上記の様な内容となっております。デイサービスではその他にも健康管理や閉じこもりがちになっている方の外出機会の確立レクリエーション等に参加することで、楽しみや他者との交流を図っていただく役割も担っています。

 

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また、デイサービスには事業所によって特徴やご利用定員、営業時間等の個性があり、ご利用者様が自分の個性やライフスタイルに合わせて選択できるケースが多いです。自治体によってはデイサービスの数が少なく選択肢が殆どない場合もありますが。

 

日曜日や祝日は休みになっている事業所も多く、基本的には夜勤もありません。

また、施設系のサービスと比較すると介護必要量の少ない方(必ずとは言えませんが)の割合も高い為、介護の経験がない若しくは自身がない方には抵抗は少なめであるかと思います。

その分、ご利用者様とのコミュニケーション能力やレクリエーション等の企画力、送迎時にはご利用者様をご自宅までお迎えやお送りをする為の安全運転技術等が求められます。

 

先の記事でも記載した様に私が初めて勤務をさせていただいたサービスです。レクリエーションの時には頭のネジを数本抜いたようなテンションでご利用者様と大笑いした記憶があります。当初は“なにやっているんだろう…”と思っていましたが、ご利用者様との信頼関係ができると皆さんの笑顔がとても嬉しくて、“次は何をして笑ってもらおうか”と考えるようになっていた程、最終的には楽しく業務をさせていただいていたサービスです。

 

また比較的ご利用者様とゆっくりと会話する機会も多いサービスですので、ご高齢の方の持つ悩みや価値観などを学ばせていただくこともあるため、勉強にもなります。

 

デイサービスに関しては私の実体験もございますので、2回に分けて記事にしようかと考えております。ここまで目を通していただきありがとうございます。

介護のイメージ

皆さんは「介護」と聞いてどのような印象をお持ちでしょうか?

 

恐らくポジティブな印象をお持ちの方は少数ではないかと思います。

実際、介護は3Kの仕事ともいわれております。

 

「きつい」、「汚い」、「危険」

 

その頭文字をとって3K…。

 

確かにこのようにネガティブイメージの強い業界であります。

 

中には介護の仕事をしていることに消極的な気持ちの方もいるのではないでしょうか。

 

恥ずかしながら私も就職間もなく、介護職として勤務させていただいた頃には、友人に「今、どんな仕事をしているの?」と聞かれた際、戸惑いを感じていた時期もありましたので、無理もありません。

 

残念ながら、この3Kのついては声を大にして否定できないことが現状です。

 

「きつい」

夜勤や変則的な勤務体系であることが多い。

 体調管理が難しい仕事です。土日の休みは確実ではないので、友人や家族との時間が

 作れないことがあります。

身体を壊しやすい。

 身体介護ではご高齢者様をベッドや車いす等の移動するお手伝いをさせていただく場

 面もありますが、自分より体格のいい方を介助する際にはかなりの負担が掛かること

 があります。実際、介護職にはコルセット等を着用されている方も多いです。

クレームを受けることがある。

 ご本人様やその家族様から介護方法や言葉使いその他の理由でご指摘をいただくこと

 も少なくはありません。

 

「汚い」

排泄のお手伝い。

 オムツの交換やトイレでの介助等、慣れていない方ではかなり抵抗の大きい業務にな

 るかと思います。

体液に触れることがある。

 排泄介助でもそうですが、食事や入浴の介助中にでも、十分に考えられます。自身の

 抵抗の有無もですが、感染予防にも気を付けなくてはなりません。

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「危険」

転倒の危険性が高い。

 一見元気そうに歩行をされている方でも足の筋力が大幅に低下しているご高齢の方は

 非常に多いです。何もないフラットな環境でも躓き転倒につながる危険が高い為、見

 守りが必要です。またご高齢の方は一回の転倒でも骨折し、そのまま寝たきり状態に

 なってしまう可能性がありますので責任も重大になります。

免疫力が弱い。

 ご高齢の方は免疫力の低下からただの風邪でも重篤化してしまう可能性があります。

 感染症の持ち込みは禁忌とされています。感染予防には細心の注意を要します。

 余談ですが現在、コロナウイルスの流行により、入館や入所を制限している施設や病

 院等も少なくありません。

 

⇒「それでも介護の仕事は魅力ややりがいがたくさんあります。」

ここまでの内容では「介護の楽しさを伝えたい」と言ってたやつが何を書いているんだ…。という考えを持たれている方も多いのではないでしょうか。

 

私は本当の意味で介護や福祉の仕事のやりがいを知っていただく為には敢えてマイナス面も正直にお伝えし、ご理解いただくことが必要であると考えています。

 

どれだけ上っ面をきれいに装っても、真実を隠している様ではこの仕事のやりがいは感じていただけないと思います。

 

このようなネガティブイメージは当面払拭はされないと思います。

しかし、介護保険制度が施行され20年、介護の業界も大きな変化を経ております。

私たちの思いや努力によっては、現在の介護のイメージをポジティブに変えていくことも可能であると感じています。

また介護の仕事の魅力ややりがいをどんどん発信していければと考えておりますので宜しくお願い致します。